スマート農業を体験

令和2年5月28日 植物科学科2年生「総合実習」においてJA様及びクボタ様のご協力を頂き、乗用型田植機の実習を行いました。
この田植機の大きな特徴は、「GPS機能を活用し基準点A(スタート地点)と基準点B(ゴール地点)を設定することで、基準点AB区間は「直進キープ機能」によりハンドル操作をしなくても田植機が直進することができる」という部分です。その上、旋回しようとしてハンドルを回せば、植え付け停止と開始・昇降が自動操作されます。

田植機の操作は、とにかく「まっすぐきれいに植え付けること」に神経を使いますが、その機械はそのようなストレスから解放されることが分かりました。この他にも、レバーを倒すだけでエンジンが停止する、施肥や農薬の同時施用など様々な機能が搭載されています。

田植機の試乗は植物科学科2年生が体験しました。生徒達は農業機械の運転機会がほとんどない状況ではありましたが、担当者の方に添乗してもらい、説明を聞きながら実施することができました。試乗を終えた生徒からは

 

「何もしなくてもまっすぐ進む所が不思議でした!」
「旋回の時ハンドルを回してから元に戻すときのタイミングが難しかったです」

 

などの感想がありました。

今後もこうした機会を持ちながら最新の機械に触れ、「スマート農業」の一端を学習していくことの必要性を感じました。

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