【植物バイオ】西浜イモのバイオ苗増殖の様子

本校植物科学科３年植物バイオ専攻生が、総合実習の時間において西浜イモの増殖を行っています。

植物バイオ部門で増殖している西浜イモの苗は、バイオテクノロジーを活用して作り出したウイルスフリー苗（ウイルスの存在しない苗）であり、大変品質が良いと地域の農家の方々からも評価されています。
バイオ苗は、無菌の状態で栄養分を含む寒天状の”培地”に西浜イモの苗を分割しながら移植することで、大量に効率よく増殖させる方法で生産しています。

毎年２月頃に農家の方へバイオ苗を提供しており、現在、出荷に向けた増殖を進めています。
そして、本校の生徒が増殖した苗で栽培された西浜イモが１０月に全国へ出荷されます。今年も１０月１日に西浜イモが全国に向けて出荷される「西浜イモ出発式」が開催される予定となっており、生徒は本校での学びが全国規模で広がっていることに充実感・達成感を感じていることと思います。

これからも植物バイオテクノロジーを活用して、地域農業の発展に貢献する活動を行っていきます。