食品科学科:加工・分析コース

食品の栄養と加工について学ぶコース

加工・分析コースでは、野菜を主とした農産加工と微生物を利用した食品製造および食品の成分・品質変化と分析に関する専門的な知識・技術を習得します。
また、ジャム類やジュース、製菓などの加工食品の一連の加工作業の実践、主要な栄養成分の基礎的な定性分析・定量分析を通して、食品製造の基本的な知識・技術・心構えを学習します。

加工・分析コースの学習の中心

食品製造

  1. 1年次に身につけた知識を基に、ジャムなどの果実の加工製品や漬け物などの野菜の加工製品の
    製造方法を学習します。
  2. 原材料の選択と処理、製造用機械・器具の取り扱いに関する技術を習得します。
  3. 食品の衛生管理やHACCPなどに関する学習を通して知識を身につけ、消費者の方々に安全・安心な食品を届けようとする能力と態度を育てます。

食品化学

  1. 身近な食品と原材料に関する具体的な事例を通して、主な食品の成分、栄養、性質に関する基礎的な
    知識を習得します。
  2. 食品や原材料の成分に関する実験・実習を通して、主な定性分析方法の原理を理解し、食品製造の改善に応用する実践力を育てます。
  3. 食品中の主要栄養成分の定量分析に関する技術や分析機器の操作に関する技術を身につけ、身近な食品を試料とした分析実験をします。

微生物利用

  1. 微生物の形態と生理についての体験的・探求的な学習を通して、微生物の増殖と環境条件に関する
    基礎的な知識と技術を習得します。
  2. 微生物の分離と培養に関する学習を通し、微生物実験の適切な基本操作が行える能力や態度を育てます。
  3. 発酵食品の製造に関わる食品の保存やアルコール発酵、微生物の酵素に関する知識を身につけ、微生物の有効的な活用方法について学習します。

最近の課題研究の内容

  • 子どもの野菜嫌いと食品ロス
  • 出雲そばの伝承 ~そば打ちがもたらす人への効果~
  • 野菜を使った彩り和菓子
  • 出農ジャムの改善 ~お客様のニーズに応えて~
  • “ごぱん”の商品開発!
  • 出農バーガー ~出農の魅力を伝えよう~
  • “道の駅”活性化 ~若者呼び込みプロジェクト!!~

 

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