【食品科学科】柿農家の方に講演をしていただきました

9月15日(水)、食品3年生を対象に柿壺 株式会社 代表取締役の小松 正嗣様より講演を行っていただきました。
地域で農業を営んでおられる方の声を実際に聞くことで、”地元で農業を営むこと”について考える良い機会となりました。

今回の講演会では、まず3年間農業高校で学んできた生徒を対象に事前の意識調査を行い、その調査結果と生徒の就農に関する疑問に一つ一つ回答していただきました。生徒の中には、この講演会を経て、農業のマイナスのイメージである3K(”きつい・きたない・かせげない”)に対する考え方が変わった生徒も見受けられました。小松様には生徒の質問に対して丁寧に対応していただき、実際の農家にしかわからない、農業の裏側の部分にも触れたお話をしていただきました。3年生はすでに自分の進路実現に向けて個々で動き出していますが、この講演会を経て将来に新しい可能性を見出すことができたのではないかと思います。

以下は生徒の感想です。

・学校でブドウや柿の栽培管理をしていく中で、今回聞くことができた経営的な視点も大切にしていきたいと思った。

・農業のマイナスのイメージ(3K)は、農業をしていない人の偏見、またはテクノロジーが低いときの意見であることがわかった。

・小松さんは県外から来られた上に、知識が無いところからのスタートで、農業を始めるためには覚悟が必要であったと思います。家、農地、作業場の確保から始まり、1つの会社としてやっていくためには並々ならぬ努力があったということが伝わってきました。

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