環境科学科:環境土木コース

公共構造物の建設などに必要な知識・技術について知る

環境土木コースでは、生活や地域環境の創造に関する知識や技術を習得します。また、農業や農村の基盤整備に必要な測量、設計、施工の能力と態度を育成します。

環境土木コースの学習の中心

測量現在の土地の状況などについて、距離、角度、高さを測り、面積や土積(体積)を求めたり、ものの位置を出して図面(地図)を描くための学習を行います。測量の原理と、トータルステーションや電子レベル、GPSなどの測定機器の操作についても実習を通して学びます。

農業土木設計安全性、耐久性、経済性かつ環境や景観を考慮した、土木・農業土木構造物の設計に欠かせない材料の強さに関することや、梁、柱、トラスといった構造や部材の計算方法などについて学習します。また、よく使用されている鉄筋コンクリート構造や鋼構造について詳しく学びます。

農業土木施工測量した結果を利用して設計を行い、設計によって決められた物を作っていく最終段階の施工。土木・農業土木事業における施工とその管理に必要な学習を行います。各種の工事に使用されるコンクリートなどの材料や、自然環境に配慮した施工・管理について近隣の現場見学などを通じて学びます。校地内においても実際に道路法面のブロック積み実習などを行っています。

最近の課題研究の内容

  • 農場の排水路整備
  • チャレンジショップ周囲の整備
  • 明耕寮前道路法面のブロック積み施工
  • 校地内の案内看板作り
  • 東屋の作成
  • コンクリートを使用した農場の道路舗装
  • 畜魂碑周囲のブロック積み施工
  • 電子平板の簡単な取り扱い説明書作り
  • 資材置き場の建設
  • 動物ふれあい広場の環境整備 など 

 

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