【動物科学科】子牛が生まれました!

 7月に入り、本校の牛舎では4頭の子牛が誕生しました。その4頭の子牛を紹介します。

 7月9日(土)に生まれたホルスタイン種のメス「ハヌル」です。母牛はホルスタイン種の「シエル」です。母牛の名前である「シエル」はフランス語で空を意味することから、韓国語で空を意味する「ハヌル」と名付けられ、生徒からの愛情をもらいすくすく育っています。

 

 7月15日(金)に生まれた交雑種のメス「そら」です。母牛はホルスタイン種の「クウ」です。ホルスタイン種に黒毛和種の精液を人工授精し生まれました。交雑種や黒毛和種はホルスタイン種よりお腹の中で大きくならないため、初めて出産を経験する牛は安産のために交雑種や黒毛和種を種付けすることが多いです。「クウ」も初めての出産でした。精一杯頑張ってくれたおかげで元気な子牛が生まれました。

 

 

 7月16日(土)に生まれたホルスタイン種のオス「ハンナ」です。母牛はホルスタイン種の「アリア」です。本校では、ホルスタイン種のオスは専門の肥育農家へ出荷します。出荷されるまで短い間ですが、責任を持って飼育していきます。

 

 7月19日(火)に生まれた交雑種のメス「ばじる」です。母牛はホルスタイン種の「ハーブ」です。「そら」同様にホルスタイン種に黒毛和種の精液を人工授精し生まれてきました。後肢と尾の先に白い模様があり、まるで靴下を履いているように見えます。

 生まれてきた子牛たちは、人工哺乳により育てています。毎日生徒たちと触れ合い、元気に育つことができています。あと6頭が夏休み中に分娩予定となっています。新しく生まれてくる命を安全に迎えることができるよう、日々の管理を怠らず、頑張っていきます。

【動物科学科】子牛が生まれました!:関連情報