【植物バイオ】DNAの抽出実験を行いました!

2月16日(水) 植物科学科1年生の植物バイオテクノロジーの授業において、DNAの抽出実験を行いました。

現在植物バイオの授業では遺伝子についての学習をしています。授業の中で遺伝子は「DNA」という実体をもった物質として存在していることを学習しました。今回の実験は、実際にDNAが実体をもった物質として存在していることを目で見て確かめることを目的に行いました。

今回、ブロッコリーのDNAを抽出しました。
界面活性剤を含む洗剤で細胞膜やタンパク質を破壊し、塩化ナトリウム溶液とエタノールを使用してDNAのみを浮かび上がらせるという方法で実験しました。

DNAは切断しやすいため、生徒たちは慎重に操作を行いました。その結果、多少DNAの切断はありましたが、全員がDNAを抽出し、肉眼で観察することができました。
生徒たちは今回の実験を通して、DNAが実体をもった物質として存在することを目で見て確かめることができました。そして、このDNAが私たちの体にも入っており、すべての生命活動をつかさどっていることをあらためて実感しました。

これまでの遺伝子に関する学習をもとに、学年末試験後は遺伝子組換え技術について学習していきます。

 

手順の説明

実験の様子①

実験の様子②

抽出したDNA

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