【動物科学科】第3回和牛甲子園の結果を報告します(第2報)

 令和2年1月16日~17日、品川グランドホール及び東京都中央卸売市場食肉市場において、標記の大会が開催されました。この大会は、全国農業協同組合連合会が主催し、和牛農家の担い手育成を目標に開催される大会です。第2回に続き、本校は3年連続の出場となりました。今大会は、全国30校の農業高校が参加し計44頭の肥育牛が出品され、枝肉の格付成績と各学校の取り組み発表で競い合いました。

 本校は、動物科学科3年生大動物専攻生の肥育班が肥育研究で飼養管理した「久久福」を出品しました。この牛はしまね和牛種雄牛「久茂福」を父に持つ去勢牛です。先輩たちから引き継いだ大切な牛を生徒の手で飼育し、昨年度の評価を超えるBMS NO.12を目指して本大会に臨みました。

 大会には、肥育研究チーム3年生5名が参加しました。結果は、肉質の格付け「A5」、枝肉重量469kg、歩留基準75.2、BMS NO.10の好成績で、本校2例目となるA5となりました。発表では、畜産技術センターと連携して取り組んでいる、種雄牛生産や飼養管理方針などを堂々とした態度で発表し、審査員から高く評価されました。入賞にはあと一歩及びませんでしたが、各校ともレベルの高い取り組みを行っている中、本校の生徒たちも健闘しました。来年の第4回大会は現2年生の新チームでの挑戦となります。来年こそは上位入賞を目指したいと思います。

 

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発表直前、緊張のひととき

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発表舞台の様子

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