海外研究部です

こんにちは!海外研究部です。久しぶりの更新となってしまいましたが、みんな元気に活動しています。

最近の海外研究部ですが、2月はバレンタインデーの前にブラウニーを作りました。今回は小麦粉の代わりに米粉を使ってみました。大きめの天板で焼いたので生地が薄めになり、さくさくのブラウニーになってしまいましたが、調理室がチョコレートの甘い香りに包まれました。

その翌週にはJICA中国(国際協力機構)に国際協力出前講座を依頼し、トンガ料理を教えていただきました。青年海外協力隊としてトンガで活動されていた山下さんをお招きし、トンガという国について、そしてトンガのお菓子について写真や楽しいエピソードを交えて教えていただきました。今回挑戦したのはファイカカイというお菓子で、日本のみたらし団子のようなものでした。現地では芋類の粉を使うそうなのですが、同じような食感が味わえる団子粉で作りました。生地の半分はかぼちゃを練り込んで鮮やかな色のファイカカイにしました。その上にかけるのは、ココナッツミルクと砂糖のかおりのよいキャラメルソースです。焦がさないように慎重にてばやく混ぜて作るのがコツということで、みんな真剣な面持ちでソース作りに取り組んでいました。ゆでたファイカカイにソースをかけ、葉の上に盛りつけました。(トンガではバナナの葉を使うそうです。)各グループともおいしそうなファイカカイができあがりました。さらに校長先生によるジャマイカのお菓子、ココナッツドロップスもみんなでいただきました。

トンガでは料理にじっくりと半日以上かけて作ることもあるそうで、日本では日々時間に追われて、料理もついつい「時短」に重きを置きがちです。コンビニやスーパーで、できあいのものを買えばすぐに食べられる。電子レンジでチンすれば食べられる…。本当の「食の豊かさ」とは何か。改めて考えさせられる講座でした。

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